
これは2020年度までに教科書を全て電子化する計画を立てている文科省が推進している勉強形態です。これにより、動画や音声、検索などが容易に活用できるようになれば、勉強の幅はぐっと広がるでしょう。これはそんなに未来の話ではありません。
文科省のタブレット教育
実際に文科省でも現在モデル校を設置し、数億円をかけて取り組んでいる最新の授業形態、それがこの学習方法なのです。この授業は「フューチャースクール推進事業」として全国の公立学校のモデル校で取り組みが行われています。その効果は非常に注目されていて、子どもが直感的かつ効率的に学べるという結果が出ています。
具体的には、電源ボタンを押せば即座に起動。インターネットのWebページや各種の教育コンテンツに自由自在にアクセスでき、紙のノートのようにペンや指で手書きの入力もできる。これらはタッチパネルを搭載したタブレット端末だから可能なことです。現在、小学校から大学まで幅広い教育機関が採用しており、より楽しく分かりやすい授業を提供する、あるいは自主的な学習につなげるためのツールとして利用されています。
今はまだ広く浸透しているとは言いがたいですが、従来の教材を見直し、タブレット1つにまとめている塾も多く、今後が注目されています。また、ひとつの単価が安く、ネットを通じてデータの集計や更新ができるので、支援する教師や親にも効率的なシステムです。
このタブレット端末による勉強方法は今後、ますます注目されていくでしょう。
すでにこの勉強方法を取り入れている塾も多く、ぜひ導入を検討してみましょう。
このサイトで1位に推薦しているスマイルゼミは日経優秀製品・サービス賞で日本経済新聞電子版賞を受賞しました。データの集約機能や親への通知、1年間で10万人の会員獲得も視野にはいる人気が受賞理由です。
タブレットをつかった通信教育を取り入れている塾
ジャストシステムのスマイルゼミ月額2980円
z会の「デジタルZ」月額2375円
1日15分からの学習習慣!城南マナビックス 月額3150円
スマイルゼミで実際に資料請求をした記事はこちら。
どれも親がPCで子供の学習状況を確認できる機能が便利。子どもたちは、自分専用のタブレットということで、学習のモチベーションが上がるという効果もたしかにあるそうです。
進研ゼミでは動画や辞書機能などを主にした、副教材的な使い方をしています。もちろん勉強の基本となる手を動かす事、字を書くことや、紙をめくることも小学生にとっては必ず必要なことです。塾としては慎重な導入も理解できます。生徒は紙教材で勉強しつつ、横にタブレットをおいてライブ授業を聞いたり、動画での解説での補足を受けたりします。お子さんによって適切な勉強方法を選んであげましょう。
塾や家庭学習をキチンと考えよう
このサイトでは塾や家庭教師の他、親子学習、タブレット端末を使った通信教育など最適な家庭学習の形を考えます。
手始めに、塾の問題から考えてみましょう。
現代の子どもは学校の他に塾という「第2の学校」に通うのが普通になっています。文科省の調査では
公立小学校6年生で47.4%
中学校3年生で63.1%
が塾に通っているのです。こうした状況を生む原因はなんでしょう?
子どもが学力をつけるには塾に通うしか方法は無いのでしょうか?
学校とはなにをするところなのでしょう。
もちろん「みんなで勉強をするところ」でまちがいはありません。でも「みんなで」というところを大切にします。だからクラスにルールがある、絆がある。それらを考えるために様々な活動もある。給食があり、運動会や合唱コンクールがある。
“学校は「学ぶ」以外の活動がたくさんあるのです。”
一方で、塾での合唱コンクールなんて聞いたことありませんよね?当然塾では「学ぶ」のみに重きをおいているからです。この点で塾は効率的と言えますが、そのためにかかる時間や学費はかなりのものですよね。ここが多くのお父さん、お母さんのお悩みなのではないでしょうか。それでは以下の質問をします。
「公立高校受験は中学校までの全ての授業が理解できていれば誰でもどこでも受かるか?」
答えは「YES」です。
にもかかわらず塾に通わせなければならない。ここに少しのジレンマを感じることも一つの要因でしょう。
たとえばピアノや書道、水泳などのお習い事は普通小学校ではほとんど教わりません。それならば、個性に合わせて学校で習えること以外を習わせたいと思うのが普通です。
私はフジテレビで人気の明石家さんま「ホンマでっか!?TV」で有名な澤口教授(脳科学者)の答えが記憶にあります。
「どんな習い事をさせたらいいか困ってしまいます。水泳、英語、書道、サッカー、ヴァイオリン、バレエ、全部やるわけにもいかないし、家計も。。。。。」
こうしたお母さんの質問に対し、「あぁみんな同じ悩みをもっている」と芸能人ママ達がうなずいていました。すると澤口教授は
「かならずピアノを習わせてください」
と言っていました。そのわけとは、
暗譜することで脳が活性化する
耳がよくなる
音楽で精神が安定し、豊かになる
指を複雑に動かすので頭がよくなる
大人になってからではまったくチャレンジできない
ピアノを弾ける子は決して暴力的にならない
などの答えでした。なるほどなぁと思いましたが、こうした学校ではできないことをこどもに学ばせる、これはすごくいいことで、前向きに検討できるのではないでしょうか。
ところが一方ではまだまだ学歴がものを言う社会でもあります。大変残念ながら親の年収と子供の成績は比例するという調査もあるのです。
こうした中で我々がこどものために検討できることはなんでしょうか?一つは「通信教育」という選択肢があります。ほかにも「家庭教師」や「親子学習」などもありますが、本サイトでは「通信教育」に主眼を置いて、様々な勉強スタイルを検証してみたいと思います。